東郷町清水 水漏れ修理

水道料金の明細書に「水漏れの恐れあり」

というメッセージを見てお電話いただいたのは東郷町清水のお客様から。

水道料金自体も前回と比べて数千円高くなっているそうです。ただ、水漏れの形跡もなく困っているとの事。一先ず現地を見てみないと解らないため調査へとお伺いいたしました。

訪問して水道メーターを確認してみると数秒に極々、本当に極わずかですが動いている状態。検針員の方、よく見過ごさずに教えてくれたものです！

さて、手始めに宅内の水道設備をチェックさせていただきます。この手のケースはよくトイレタンク内の水漏れが想定されるのですがトイレは白、、、しっかりと水は止まっていました。

では他に洗面台収納内やキッチンシンク裏などもチェック！水漏れの形跡はありません。他、目視できる箇所は一通り確認したもののやはり水漏れは見られません。もちろん水道メーターから宅内に入り込む道中の埋設部、庭にも水溜まりなどのヒントはありませんでした。

次に聴診器を使用。各水道設備を聴診すること水漏れ音を拾い、ある程度の場所の特定に使用します。

一か所一か所くまなく聴診器をあててみると・・・ん？どうやら洗面台の給湯管（お湯の菅）で水漏れ音を発見！

お客様の話ではここ最近洗面台の床なりも気になっていたようです。床下で水漏れがあると気が湿気を吸って床なりを起こすのです。目に見えないところでもあるため想定での見解となり、床、壁を開口してみないと何とも言えない状況です。とにかく見てみないと修理も行えないので了承を得て洗面台を外し、目立たない箇所の床、壁を開口。

水漏れ発見！洗面台蛇口に通じる給湯管から水漏れを起こしていました（写真）。

極々わずかな水漏れでしたが、積もり積もって床下は水浸し、、、とはいえこの段階で発見でき良かったです。

給湯管の部分入れ替え工事をして無事水漏れ修理は完了しました。

築年数は20年ほどの建物です。給湯管には銅管を使用しており、この銅管にピンホールが空いていました。よくある給湯管の故障です。

しかしこのピンホール、これがまた厄介な故障であり今回のように水道メーターに反応が見られることばかりではありません。極小さな穴なため、水道メーターが反応しない場合もあるのです。結果、気付いたころには床板が抜けたり、シロアリの大量発生やカビの発生、クロスがめくれたりと家屋を壊してから水漏れの恐れを疑います。

そうなる前にも日々の水回りのチェックは大切です。
・水道メーターの定期的な点検（水を使用していないのにパイロットが回っていないか？）
・床なりが発生してないか？
・蛇口付近でシューシュー音が鳴っていないか？
・床や壁が濡れていないか？湿気っぽくないか？
と、日ごろ少しでも水回り個所を見るだけでも故障の早期発見に繋がります。

建物財産を守るためにも水回りの故障は早くに修理をして、日ごろの点検、メンテナンスを心がけていく事は大切なことです。

どうぞお気軽にお電話ください！