Before
岡崎市藤川町のお客様よりトイレつまりでご相談をいただきました。
どうやらここ一か月ほど前からトイレがスムーズに流れない様子。流し終わっても紙や汚物が便器内に残ったりするそうです。
通常の「紙つまり」や「便つまり」であれば長くても3~4日もあれば自然に解消することは常。しかし一か月ともなると原因は他にありそうです。とにかく現場を見てみないと解らない状況です。
建物は築15年程の立派なお宅。しかし15年も過ぎると電化製品も故障時期となり冷蔵庫やエアコンを換えた後の水のトラブル勃発、という事でお客様も嘆いておられました・・・
さて、今回のような原因不明のトイレつまりともなると不要な作業や部材を使わないためにもお客様とのヒアリングが一番大切です。
お話をうかがっていくとどうやら二階のトイレの流れ方もおかしいとの事。実際水を流してみると一階同様紙が残ります・・・
どうやらこれは外の排水管に問題があるようです。トイレ裏側に回り排水マスの蓋を開けてみることに。案の定木の根っこが侵入していました!
排水管周辺を掘り返してみると管に少しの亀裂が入っており、そのわずかな亀裂から根っこが管内に侵入しておりました。
After
小さな管の亀裂から侵入した一本の木の根。しかし管内は植物には栄養の宝庫です。みるみると成長し写真のような根っこの塊へと化します。
これでは根っこが管内を塞ぎ汚物や紙は流れていかない訳です。加えて排水管の亀裂は広がり、そこから土中へ漏れ出た汚水は悪臭を放つ以外に、地盤を下げてしまい、やがては建物の基礎を壊してしまうこともあるんです。
今回は亀裂の入った排水管の部分を交換し無事修理は完了。一階、二階のトイレとも綺麗に流れていくようになりました。
「つまり」を放置しておいても水漏れ同様大惨事を生んでしまうこともあるのです。トイレの流れ方に違和感があったとするならそれは今回のように排水管に異常があることも考えられます。早めにご相談ください!
今回の驚いた点は、排水管周辺に植物は全く植えられていなかった事です。しかし原因は木の根であり、証拠の写真ほどまにでも成長を成し遂げています。これは新築時にはあった木の根っこが地中に残っていたと考えられます。小さな根っこが成長するために排水管の小さな亀裂を狙い、年月を経て写真のようにまで成長をしたのです。
本当に植物の力は凄いとつくづく思い知らされた現場でした。
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